ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

犬とくつろぐお酒~赤ワイン ボジョレーヌーボー 2020~

”犬と一緒にくつろぐ時に飲みたいお酒”。
(だんだん何でもありになっている気もしますが・・・)
という事で、今回は赤ワインです。

2020年11月19日(木)、ボジョレーヌーボーの解禁日でした。
そこで、ピーロートが取り扱うボジョレーヴィラージュヌーボーを早速飲んでみました。


今年のボジョレー、外観は澄んだ明るい赤紫、ボジョレーとしてはやや濃いめの色調です。
品種は、ガメイ100%。アルコール度数13.5%。
香りは、プラム、チェリー、ストロベリーキャンディ。
味は、滑らかな舌触りで、中程度の酸と柔らかいタンニンを感じるミディアムボディ。
後味は、キャンディに加えてシロップとバナナを感じます。
美味しいワインです。
ボジョレーヌーボーとしては、若干旺盛な果実感と強めのタンニンを感じます。

今年(2020年)は、我が国同様、フランスも暑い夏だったようです。
そのために、ブドウの成熟が早く、ボジョレー地区でも、ガメイの収穫は8月20日には始まったとの事。
例外的に早めの収穫時期となりました。
収穫から時間的な余裕はあったのですが、今年はコロナの影響で、ボジョレー名物の出稼ぎ労働者などによる人海戦術での収穫にも、密を避ける工夫を施す必要があったため、なかなか思うようなワイン造りが出来なかったとの事です。
こんなところにもコロナの影響があるんだと感じました。


ボジョレーヌーボーというと、例年、派手な宣伝文句を伴った宣伝がなされますが、今年はなぜか少なめです。
また、『史上最高の出来』などの文言が毎年の様に使われるため、宣伝文句を信用しない人も多いのではないかと思います。
その点、今年の様に、宣伝の少ないボジョレー解禁日は、ある意味冷静になる事が出来て良いのではないかと、個人的には思っています。


2020年のボジョレーヌーボーは、ブドウの熟成が十分に進んだ影響を受け、果実感に満ち、しっかりとしたタンニンを感じる、良くも悪くもボジョレーヌーボーらしからぬ出来となっています。
軽くて飲みやすいボジョレーヌーボーこそが最高と思っている人にはあまりお勧めできない2020年のボジョレーヌーボーですが、コトーブルギニヨン的な味わいを求める人には最適な出来のボジョレーヌーボーと言えるのではないかと思います。


去年までと違って、デパートの試飲で味を確認して購入も出来ず、かといってコンビニも今年は力を入れていない今年(2020年)のボジョレーヌーボーです。
しかし、今年は買って損のない年のボジョレーヌーボーであると感じました。

×

非ログインユーザーとして返信する