ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

動物にまつわるお酒~ロバのロゼワイン『ライマット クラモール ロゼ』~

今回は、エチケット=ラベルに描かれたロバのイラストが可愛くて”ラベル買い”してしまったワインの紹介です。


スペインはカタルーニャ地方の自然派のロゼワイン、『ライマット クラモール=Raimat CLAMOR』のロゼワインです。


ブドウの品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、テンプラニーリョ、シラー、メルロー。
ワインの色は、淡く藤色がかったストロベリーピンク。
香りは、ワイルドベリー、パパイヤなどのトロピカルフルーツ、ヨーグルトのニュアンスを感じます。。
口に含むと、舌触りが滑らかで、フレッシュな熟した赤系果実の風味とさわやかな酸を持つ、甘くはないが円やかなロゼワインです。

”ライマット”とはカタルーニャ語で”ぶどう”と”手”を意味する言葉だそうです。
ライマットというワイナリーは、スペインワインの伝統と最新技術を融合し生産技術を持ち、カタルーニャ州における有機農法のひとつである『サステナブルな農法』の認証も受けています。
ワイン名の『クラモール』は、ライマット社が所有する、このワイン用のぶどうが造られている山の裾野に広がる土地の名前です。
クラモールは、ライマットの畑の中でも恵まれたロケーションで、その地をワインの名前にし、地域の特徴を表現したシリーズだそうです。ブルゴーニュの村名ワインみたいな感じですかね。

この『ライマット クラモール ロゼ』は、単に有機農法で造られたワインというだけでなく、『ヴィーガンワイン』でもあるとの事。


ヴィーガン=動物性の物は摂取しない人たち向けのワインという事だそうです。


しかし、ワインはブドウからできているため、ヴィーガンと関係なさそうなのですが、どういう事でしょう?
何故、普通のワインはヴィーガンにはふさわしくないとされるのでしょうか。


実は、ワインは醸造過程において、動物由来成分が使用されているのです。

製造されたワインは濁りがあります。
その濁りを取り除いて澄んだワインにするために、『清澄材』というものを使用します。
この清澄剤に動物由来の成分が入っているのです。



ヴィーガン対応ワインというのは、この動物由来の成分が入った清澄剤のかわりに、粘土などの鉱物や、珪藻土を使ったり、ノンコラージュ=無ろ過にしたりという工夫をします。
そうやって造られたワインが、ヴィーガン対応ワイン=ヴィーガンワインと呼ばれるのだそうです。


そういわれてみると、このクラモール・ロゼ、カタルーニャ地方はバルセロナの名物パエリアはもとより、大豆たんぱくなどを使った代用肉系の料理、野菜料理との相性が良いと感じました。
あなたがヴィーガンであってもなくても美味しく飲めるワイン。
ヴィーガンの人たちを招いてパーティの時にもうってつけのロゼワインです。

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