我が国のワイン販売大手エノテカが、南アフリカ共和国を代表するワインメーカー、レオパーズ・リープ・ファミリー・ヴィンヤーズと組んで造った干支にちなんだ赤ワイン『タイガー　レッド　2020』です。
このワイナリーは、南アフリカのワイン産業近代化の先駆者であるルパート家が1999年に設立しました。
南アフリカ有数の銘醸地として知られるフランシュホークはじめ、各地に広がるブドウ畑より、質の高いワインを造っています。
ワイナリーの名前の由来となったレオパーズとは、南アフリカの希少な山ヒョウです。
ワイナリーでは、売り上げの一部を山ヒョウなど絶滅の危機にある動物の保全活動に寄付しているとの事です。。

ブドウ品種は、シラーズ、サンソー、ピノタージュ。比率は不明。アルコール度数13.5%。
外観は濃いめのルビーレッド。オリはなし。
香りは、ラズベリーやレッドチェリーなどの果実と、バニラとスモークのニュアンスを感じます。
舌触りは滑らかで、味は、ベリー系の果実味に、落ち着いた酸とタンニンを感じます。あとから白コショウやコーヒーのニュアンスを感じます。
美味しいワインです。

外観やアルコール度数から、もっとどっしりとした赤ワインを想像しましたが、飲んでみると、比較的親しみやすい味わい。
ガッチリとしたステーキなどより、トマト料理、ピザ、パスタ、燻製肉、煮物など、日本人の食卓に相性が良い赤ワインと感じました。

今回、寅年という事で友人にプレゼントされたワインです。
コロナの影響で、一緒にワインを飲むことはしばらく叶いそうもありませんが、こうして気にかけて頂けるのは嬉しい事です。