ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

犬にまつわるお酒~ビール・ブリュードッグ KING PIN~

犬にまつわるお酒、調べてみると意外と少ない。
特に犬のラベルのビールは、ありそうで無い。
そのため、社名に犬もしくは、エンブレムに犬のお酒もありという事にしました。
そこで・・・、
スコットランドのクラフトビールメーカー、ブリュードッグのビールの紹介です。


「ブリュードッグ キングピン」、ラガータイプのビールです。
ビールの原料は、大麦麦芽とホップのみ。アルコール度数4.7%。
熱量、糖質などのデータは不明。苦さを表す指数のIBUは40。
使用ホップは、MagnumとPerle。


ビールの外観は、澄んだゴールド。泡立ちは、きめ細かく良好。泡の色は白。
味は、のど越しが軽快で、それでいて麦芽のコクとシトラス系の円やかさを飲み口から感じます。次いで程よいホップの苦味と余韻にビスケットとスパイスのニュアンスが残ります。美味しいビールです。

このキングピンは、ブリュードッグが手掛ける正統派のラガータイプのビールです。以前、ブリュードッグがパンクIPAで一躍世界的に有名になった頃、ラガータイプのビールとして「ブリュードッグ フェイクラガー」も販売されていましたが、あまり評価されていませんでした。
(正確には、フェイクラガーはボヘミアンピルスナーというスタイルのビールと詠われていたので、狭い意味ではラガーではないと言う人もいますが。)
その後、ブリュードッグのラガータイプビールは、フェイクラガーから「ディス イズ ラガー」と改良され、このキングピンに至ります。


以前のフェイクラガーは、いかにもブリュードッグらしいフルーティでスパイシーな要素を感じるビールでした。
それに比べると、キングピンは、フルーティさよりも、麦芽のコクと、ホップのスパイス感を伴う苦味が前面に出ているビールに仕上がっています。
エールタイプのビールをブリュードッグのビールとするブリュードッグファンには、このブリュードッグ・キングピンは、ブリュードッグらしくないと違和感を覚えるかもしれません。
しかし、大量生産の大手ビールメーカーに出来ない、「ビールを本来のスタイルで手間暇かけて丁寧に造る」という事を本来のブリュードッグのスタイルと捉えると、この「ブリュードッグ キングピン」もまた、充分にブリュードッグらしいクラフトビールと言えるのではないでしょうか。


いずれにしても、ブリュードック・キングピン、一度は飲むべき価値のあるビール。お勧めします。

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