美味しいお酒~『ココヌーボー 2021』ロゼワイン~
栃木県足利市にあるサミットにも提供されたワイン造る『ココファーム ワイナリー』の限定ワイン、『ココヌーボー 2021』の紹介です。
ココファーム・ワイナリーには、障がい者支援施設『こころみ学園』があります。
ココファームではこのこころみ学園の人達が心をこめてブドウを育てています。
そのココファームワイナリーでは、毎年秋に収穫祭が開かれます。
新宿駅などから、ココファームへの直通バスが運行されるなど、大人気となっています。
この、ココファームの収穫祭に合わせて造られるのが、新酒である『ココファームヌーボー 2021』です。
ぶとう品種は、メルロ20%、甲州18%、シャルドネ17%、ドルンフェルダー12%、マスカット・ベーリーA 7%、プティ・マンサン7%、小公子6%、その他13%。様々なブドウが使われたワインです。
アルコール度数11.0%、酸度4.5g/L.、残糖3.0 g/L。
ワインの外観は、やや濁りのあるサーモンピンク。
香りはレッドチェリーやアセロラの赤い果実に、ベリーA由来のイチゴキャンディー、コリアンダー。
舌触りは滑らかで、果実感を感じるも辛口のワインに仕上がっています。
余韻は、果実感に加えて、香ばしさと渋みを少々感じます。
美味しいワインです。
このココヌーボーは、自然の風味を大切にするため、あえて濾過をせずに醸造しているためけっこう多くの澱が出ています。
ワインの最後の方になると澱が多く含まれるものとなります。
この澱が、果実感があふれて意外と美味しい。
年代物の赤ワインの澱とは、明らかに異なる味わいがあります。
このココヌーボーを飲むときは、澱も残さず味わうことをお勧めします。