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パパの趣味事~『ノーベル医学生理学賞 2022』~

今日=2022年12月10日はノーベル賞授賞式です。
今年=2022年のノーベル生理学・医学賞を受賞したのは、人類進化研究の第一人者、ドイツのマックス・プランク進化人類学研究所 スバンテ・ペーボ博士です。
博士は、沖縄科学技術大学院大学の客員教授でもあります。
今年のノーベル賞には日本人は選ばれませんでしたが、日本に関係する学者の受賞はうれしい限りです。

スバンテ・ペーボ博士はスウェーデン出身です。
ノーベル賞の授賞対象となった研究は『絶滅した人類のゲノムと人類進化に関する発見』。
絶滅した人類であるネアンデルタール人のゲノム完全解読を行い、現代人の中にその遺伝情報を見出したことによります。
そして、その過程で、デニソワ人という、今まで知られていなかった人類の存在を、ゲノム解析を用いて発見したことなどが受賞理由です。

ペーボ博士がゲノム解析で用いたのはPCR検査です。
いまや新型コロナウィルス感染症の検査手法として世界的に有名になった検査法ですね。


博士は、発掘された骨などからPCRを使って遺伝情報を解析します。
しかhし、それらは数万年前のものであり、ゲノムは劣化、変性し、さらに他の生物(細菌や植物など)の遺伝情報が混ざっています。
さらに発掘者の汗などで現代人のゲノムもどうしてっも混入します。
これらをつなぎ合わせて解析するのは、巨大なジグソーパズルを組み上げていくのにも似た大変な作業です。
さぞかし大きな苦労があったものと思います。


しかし、この方法が発展すると、将来的には大きな可能性が生まれます。
太古の昔に、我々人類がどのような危機に見舞われたのか。
なぜネアンデルタールやデニソワ人は絶滅したのか。
このような疑問にゲノム解析が答えを導いてくれるかもしれません。


さらにSF的な話になれば、遺伝情報から恐竜を再現するなんてこともあり得ないとは言えません。
ジュラシックパークが現実になる日が来るかもしれないと考えます。

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