ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

持ち帰りグルメ~Blue Star Burger 中目黒店~

テイクアウトを買って、自宅やアウトドアで犬と楽しむ、”持ち帰りグルメ”。
(なんだか無理やりな感じはありますが・・・)
第一回は、パパが大好きなハンバーガーのお話です。

東京都中目黒駅近くに2020年11月10日にオープンしたハンバーガーショップ、『ブルースターバーガー 中目黒店』です。


今、新しい形のハンバーガーショップの第一号店という事で注目のお店です。
『ブルースターバーガー』は、一人焼肉などで有名になった「焼肉ライク」などを展開するダイニングイノベーショングループが新規開業した、株式会社ブルースターバーガージャパンが、フードテックを駆使し、オーダー・決済・受け取りまで全てを完全非接触で実現するテイクアウト専門のプチグルメバーガー業態です。
ゆくゆくは、同社最大規模のフランチャイズ展開を目指すとしています。


このブルースターバーガー、どこが新しいかというと、次のような点だそうです。
☆まず、テイクアウト専門店であり、店内に飲食出来るスペースがない。チェーン店では、初の、店舗で食べる事が出来ないハンバーガーショップである。
☆完全キャッシュレス、事前決済となっている。現金に触ったり、レジで待ったりする必要もなく、ウィズコロナ時代のニューノーマルにも適応した店舗である。
☆プチグルメバーガーとして、とことん商品にこだわり抜き、ハンバーガー(価格170円)では驚異の原価率68%を実現。(通常は原価率は3割程度とのこと)。美味しいお肉を、冷凍せずに新鮮なまま店舗で焼き上げ、素材の鮮度と作り立てにこだわった高品質なグルメバーガーをリーズナブルな価格で販売している。
☆無駄な在庫や廃棄を省き、常に新鮮な食材が利用できるLimited Supply Style(メニューを絞り、売り切れ次第販売終了)を取ることで、フードロス削減に取り組んでいる。

第一号店である、『ブルースターバーガー 中目黒店』


お洒落なガラス張りの外観と、作っている様子が見える、オープンキッチン風の厨房が目をひきます。

オーダー方法です。
店頭でもオーダーできるのですが、お勧めは、スマホアプリからのオーダーです。
クレジットカードなどの登録により、キャッシュレスでの支払いです。

包み紙でバーガーの種類が判るのも、ポイント高め。

実際のオーダーです。
スマホアプリを開いたところです。

注文すると、受け取り時間と受け取りロッカー番号が通知されます。
あとは、時間に店舗に行くだけ。

店内でオーダーする場合は、このタブレットから出来ます。
各種クレジットカードやPASMOなどに対応。キャッシュレスが徹底しています。

こんな感じで、指定されたロッカー?、というか木の棚に出来上がった商品が袋に入って置いてあります。
非接触といえば、非接触ですが、普通に店員の案内があるので、現状は非接触とは言い難い気もします。

そこから、自分がオーダーした紙袋をピックアップします。


紙袋の中に、バーガーが入っています。
バーガーの詳細もここで確認出来て便利。複数人数で頼んだ場合にも間違えずに済みそうです。

ドリンクもあります。プラカップを渡されて、セルフで行います。

アイスコーヒー、ホットコーヒー、レモネードが選べます。
お勧めはレモネード。
レモンの果肉やレモンピールが入っていて、ちょっとビターなレモネードに仕上がっています。絶品です。ハンバーガーにも良く合います。

ハンバーガーはこんな感じ。


先ずは、チーズバーガーにピクルスを加えたもの。ベーシックなバーガーです。
190+30で220円です。

バーガーの詳細と断面。

続いて、”ブルースターチーズバーガー”、お値段290円。
先ほどのチーズバーガーのパテの下に、スライストマトとレタスが挟んであり、ドレッシングがかかっています。

いずれも、けっこう美味しいハンバーガーです。
上質な肉を使ったパテは脂っぽくなく、変な肉臭さもない美味しさです。
このチーズバーガー、パテの美味しさもさることながら、一押しはこのバンズ。
表面が固いバンズで、上品な小麦の味わいが感じられる美味しいバンズです。個人的にはとても好きな味です。


これでパテが温かくて、チーズがとろけていたらもっと美味しいだろうと思います。


ブルースターチーズバーガーは、野菜が新鮮で上質です。
ワンランク上のハンバーガーのクオリティで、リーズナブルな値段という事を実感できるバーガーです。


『ブルースターバーガー』、お勧めのハンバーガーショップです。
ぜひ一度試してみてください、
・・・と言いたいところですが、現状(2020年11月現在)では少々お勧めしかねる部分もあります。


予約のアプリの操作性が悪いなどの点と、対応の不備が目立つなど利便性が悪いのです。


先ず、アプリからオーダーする場合、最短受け取り時間が表示されますが、この時間以外に受け取り時間が指定できないという点があります。
例えば昼食に利用しようと思って、直前にアプリからオーダーしても、受け取りは1-2時間後になります。
これでは、食べたいと思い立った時に利用できません。


現在、アプリからのオーダーは、店舗開店時間の11:00から可能ですが、当日のみで、そのうえ時間指定が出来ません。
そのため、昼食時のオーダーをあらかじめ入れておくことも出来ないのです。
これは相当不便です。
また、アプリからオーダーを訂正や取り消す事が出来ません。これも困りものです。
今後、アプリが改善され、受け取り日時を指定出来る様になる事を期待します。
でなければ、現実的に利用が難しいハンバーガーショップとなってしまうと考えます。


あと、気になるのがうたい文句にある”出来立てのハンバーガー”という点です。
現在のシステムでは出来立てのバーガーを食べる事は全く期待できません。


先ず、オーダーした時点で、取りに行くのに都合の良い時間の指定が出来ない。そのため、出来上がる時間に店舗に行けない可能性がある。
また、出来上がる時間に15分の幅があり、自分の注文したハンバーガーが出来ると、いつの間にかそっと棚に置かれていて、それを発見する事になります。
その時点で、すでに焼き立てとは言い難い状態です。


さらに、ここはテイクアウト専門店です。
持ち帰り時間がかかります。
そうすると、なんだかんだで小一時間経過したハンバーガーを食べる事となります。


ブルースターバーガー、時間がたって冷めても美味しい、この点を差し引いても充分に食べるべき価値のあるハンバーガーなのですが、ひとつ気になる事があります。


テイクアウト専門店、このスタイルをとっていて、”焼き立てをお届け”と宣伝している点です。このスタイルで、焼き立てのハンバーガーを味わうという事は非現実的、出来ません。そこにこだわるなら、店舗に飲食スペースを設けるべきです。テイクアウト専門という時点で、焼き上がりを一刻も早く味わうという点は諦めるべきです。
それなのに、”焼き立てにこだわって”アプリでオーダーするこんなスタイルとしましたなどと開き直られると、眩暈すら感じます。


せっかくの美味しいハンバーガーが、味の本質とは無関係な部分で、虚構に満ちた宣伝内容で誤解されるのは残念です。
現実的には、焼き立てのハンバーガーを目指さず、”冷めても時間がたっても十分に美味しいハンバーガー”という所を目指すのが良いのではと考えますが、どうでしょう。


ブルースターバーガー、順調に行けば今後全国展開となる予定だそうです。
近い将来、皆様の近所にブルースターバーガーが開店した時は、一度食べてみると良いでしょう。
きっとその時はアプリも改良され、使い勝手が良くなっているはずです。


気候が良い時には、ブルースターバーガーとレモネードを持って、公園などで食べたら最高だと思います。
その時には、ぜひとも愛犬を連れて。
パパも、今度、椛と代官山でお散歩のときは、ブルースターバーガーと洒落こみます。
そして、バンズを椛におすそ分けするつもりです。

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