犬宿の紹介~&WAN 九十九里 2.食事~
千葉県の九十九里浜の海の近くに立つ犬宿『&WAN(アンドワン) 九十九里』、続きです。
食事などについてです。
一階、ロビーの横にあるメインダイニングは、ゆったりとしたスペースです。
夕食のメニューです。
シェフ中村譲氏の手書きのメニューみたいです。味があります。
ゲストの名前入りというのも嬉しい。
テーブルセッティングが本格的。ちょっとワクワクします。
椛さんは、床にマットを敷いてそのうえで待機。
これも訓練の一環です。
椛、よい子にしています。お利口さんです。
椛さんのワンご飯とワンスープが来ました。椛、大喜び!
よく見るとワンご飯の人参のカットが肉球になっています。可愛いです。
ドリンクメニューです。
先ずは、ひと口オードブルから。
紫大根と北海道の真蛸、ヴィネグレットソース。
あっさりとした味わいの中にもタコのうま味が感じられます。ヴィネグレットは酸味が効き、スパイスが隠し味に使われていて、食欲をかき立たせます。良いオードブルです。
千葉県産きんそう鶏と六種類の野菜のサラダ。
マヨネーズ風の豆が入ったソースに地鶏が包まれています。ふわりとしたソースと食感のある地鶏の味わいが素晴らしい。スパークリングが良く合います。
牡蠣とウニ、ズワイガニのグラタン、フローレンス風。
まさにオールスターですな。贅沢です。
魚料理はアワビです。軽く油通しした野菜とサフランのソースとの絡みが絶妙です。
バター臭くないところが美味しい。
シャンパーニュとよく合いましたが、ブルゴーニュの白がベストマッチかも。
綺麗で大きなアワビです。素材の味を活かした絶品料理です。
口休めに、柑橘系のソルベ。味も良いが器も素敵です。
肉料理。和牛のステーキとフォアグラ、ナス。
焼き加減が絶妙な美味しい肉です。
芽キャベツとパプリカが、ジャガイモで造られたバスケットに入っています。美味しいです。
口直しの砂糖菓子。
デザートとコーヒー。
デザートは、バニラアイスとタルト、イチゴ、ビスケット。
酒飲みでも美味しく食べられる、大人のデザートでした。
お酒は、先ずはシャンパーニュ、『アルフレッドグラシアン NV』
1864年創業の老舗。樽熟発酵の名手と呼ばれるメーカーのスタンダードキュヴェです。
品種はシャルドネ41%、ピノ・ムニエ32%、ピノ・ノワール27%。
とても繊細な泡立ち。
柑橘系や樽由来のイースト香、蜜のようなニュアンスがある清楚なシャンパーニュでした。
赤は、アメリカ、カリフォルニアはソノマの赤ワイン。
2016年、ピノノワール100%。
さすがはカリフォルニアのロマネ村の異名をとるソノマのピノ。
滑らかでゴージャスなピノでした。
本家ロマネ村に比べると、ややシラーっぽいスパイス系のニュアンスがあるピノノワールでしたが。
朝食です。
中村シェフの地元産へのこだわりと愛情が伝わってくるプレートの朝食です。
適度な量で満足感が高い、素晴らしい朝食でした。
連泊の場合は、メニューを変えてくれたり、いろいろこだわりのある、美味しいフレンチです。
今や、犬宿は食事で選ぶ時代ですが、このアンドワンはそういった点からも大満足の宿です。
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