ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

ヨーキー椛(もみじ)の物語~8.椛、幼稚園を気に入る~

7月7日、プレイボウにドキドキの初登園です。

面接の時の様子で、プレイボウについては、何となく馴れてくれそうな感触はあったのですが、実際に行ってみるまでは不安でした。


7月7日、最初の登園日。
椛は人懐っこくひと通りスタッフに挨拶して回り、次いで他のワンちゃんにもご挨拶。
ただし、少々失礼な対応しかできない椛は、早々にお友達と距離を置く様にされていましたが。


幼稚園ではトイレもきちんとシートで出来て良い子です。
トイレの成功をスタッフさんにたくさん褒められて、椛は上機嫌です。
他にも、”おいで”や”おすわり”も、教えたらすぐに出来るようになり、椛は得意気でした。
でも、”待て”は苦手で、すぐに動いてしいますが。
『椛は頭の良いワンちゃんだね。』
スタッフさんが椛の事を褒めていましたが、パパとママも鼻が高かったです。


家に帰れば、まだまだ問題行動だらけの椛でしたが、プレイボウに通って、ものの数回で、とりあえず夜の大騒ぎは影を潜めてくれました。
昼間はまだまだ大変でしたが、夜、我々の睡眠が確保できると、椛との関係性に於いても余裕を持った対応が出来てきます。


また、プレイボウでスタッフさんに、人の言葉を聞いて理解する事や、言われたことを守る事の重要性を教わったせいか、家でも人の目を見て話を聞く様になってきました。
今までも、目を見てくれることはあったのですが、それは椛自身が目を見たいときのみでした。気まぐれにしか目を合わせる事がなかったのです。
それが、気まぐれではなく、目を見てくれて、意思の疎通をはかってくれようとし始めたのです。


まだまだ、やんちゃに大騒ぎするところは変わらず、我々もへとへとになる毎日です。
隙さえあれば、履いているスリッパに食いつき噛みまくる。
スリッパを脱げば、靴下に食いつき脱がそうとする。
裸足になれば、”何故何も履かないんだ、つまらないじゃないか”と吠える。
本当に気の休まる暇がありません。


しかし、家に迎えてから数日間の、部屋の中で脱走を図る野生動物のような狂気じみた疾走だけはなくなりました。
これだけでもだいぶ精神的に助かります。
プレイボウに通って数回後には、我々は椛と向き合う事に関して多少の余裕が出来てきました。


椛も回を重ねるごとにプレイボウにもスタッフにも、様々な種類のワンちゃんにもどんどん慣れていきました。
そして、プレイボウに行くのが楽しみになって、通園用のバッグを持つと大騒ぎして喜ぶ様になったのです。


プレイボウでの訓練の要になっていたのが、面接をしてくれて、その後、椛の担当になってくれたSさんでした。
彼は、きっと前世が犬だったんじゃないかと思うほど、犬の気持ちが判る人でした。そのため、椛はSさんに全幅の信頼を寄せており、彼のいう事には絶対服従でした。
そんな椛の様子を表しているのがこの写真です。思い切りリラックスしています。

あと、面白い事もありました。
椛がプレイボウに通い始めてしばらくしたころの事、ママが寝室で布団のカバーを交換しようとした時の事でした。
シーツが入ったビニールのパッケージをいじっていて、ガサっと音を立てると、椛がビクッと反応し、怖がりました。


以前は椛はビニールのパッケージには全く無反応だったのに、今回は怖気づき様です。
これもプレイボウでの躾の影響(もちろん良い影響)でしょうか?
何か、秘密のしつけのコツとかがあるのかね?などど妻と話していたものです。



ヨーキー椛の物語の続きはこちら。

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