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顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

パパの趣味事~『タイタニック映画あれこれ』2023年4月14日~

1912年の今日=4月14日、大西洋で氷山に衝突した客船タイタニック号が沈没しました。
この海難事故は、ジェームズ・キャメロン監督の映画『タイタニック』で記憶されている方も多いと思います。

タイタニックの映画と言えば、このキャメロン監督のタイタニックが有名ですが、実は過去20回以上も映画化されているのです。(ただし、ドキュメンタリーや関連映画を含む)


タイタニックが沈没した1912年だけでも、各国で3本の映画が製作されています。


①アメリカ『Saved From The Titanic』 1912年5月14日公開。
なんと、沈没からちょうど1月後の公開でした!
監督はエティエンヌ・アノー、脚本・主演はドロシー・ギブソン。
主演女優のドロシー・ギブソンは、タイタニック号の乗客にして生存者。
脚本のリアリティが売りでした。
この映画、残念な事に現在フィルムは失われています。


②ドイツ『夜と氷の中で = In Nacht und Eis』 1912年7月6日
監督ミーメ・ミス、主演ヴァルデマール・ヘッカー
ベルリン市内の撮影所で制作されたサイレント映画。
フィルムが現存している最古のタイタニック映画となっています。
上映時間45分間の映画で、前半部分にはニュース映画用に撮影された本物のタイタニック号の映像が使われています。
沈没場面を描いた後半部分は、全長8mのタイタニックの模型を使い湖で撮影。船内の様子は、タイタニックのインテリアを忠実に再現したセットを使って撮影されたました。
ジェームズキャメロン版のタイタニックのラブロマンスの様子はありませんが、氷山に衝突、沈没するまで間のSmith船長ら船員達の奮闘ぶりと混乱する乗客の様子が描かれています。
後のタイタニック映画の原型となった映画と言えます。


③フランス『La Hantise  英語題名: The Obsession』1912年10月公開。
監督ルイ・フイヤード、出演Renée Carl、René Navarre
24分のサイレント映画です。

その後も続々と制作されたタイタニックの映画ですが、パパが好きな映画はこれ。
『レイズザタイタニック』です。

映画『レイズ・ザ・タイタニック= Raise the Titanic!』は、クライブ・カッスラーの小説の映画化で、1980年アメリカ、イギリス共同製作。
主人公ダーク・ピットが、海底に沈む財宝を引き揚げる人気シリーズ小説がもとになっています。


映画の内容は、米ソ冷戦下、音波によるミサイル防衛システム『シシリー計画』の実現に不可欠な希少鉱物ビザニウムが、1912年に沈没したタイタニック号に積まれていた。
米ソ冷戦のカギを握るレアアースを入手するため、3650メートルの海底から46000トンのタイタニック号を引き揚げるという物語です。
映画では、意外なラストが用意されていましたが、ネタバレになるのでここには書けませんが・・・。


100年以上経った今でも、人々を魅了し続けるタイタニックの悲劇。
これからも、タイタニックは繰り返し作品化されるのでしょうか。



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