ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

椛の日常~バンクシー・シュレッダー~

画像加工ソフトで、面白いものを見つけました。
写真を”バンクシー・シュレッダー”に加工できるものです。
早速、椛さんの写真で試してみました。
題して『秋のヨーキー』?


オークションで落札の瞬間、シュレッダーにかけられる絵。
バンクシーの絵画の事件の再現となる合成写真の完成です。

今回の絵画の事件の元である、ストリートアートのバンクシーについてです。


バンクシー=Banksy、 生年月日未公表。
英国を拠点とする匿名のアーティスト。


バンクシーの政治および社会批評の作品は、世界各地のストリート、壁、および都市の橋梁に残されており、ストリートアートの代表的作家とされています。
しかし、彼の作品は、誰も描いているところを見たことがない等、謎に包まれています。


バンクシーの作品は、小池都知事がツイッターで触れた事でも有名になりました。

この、バンクシーのシュレッダー事件となった絵画がこちら。

バンクシーの絵『風船と少女』です。
この絵は、赤いハート型の風船が少女の手を離れていく姿を描いたもの。
バンクシーの代表作の一つであり、2002年にロンドンの街中に描かれたのが最初と言われています。
今回、落札された絵は、2006年にバンクシーから現所有者が購入したものだとの事です。


この絵はオークションに出品され、104万2000ポンド=約1億5500万円という高値で落札されました。
これは、過去のバンクシー作品の最高落札額です。


バンクシーの『風船と少女』が、オークションで落札された瞬間、事件は起こりました。
落札が決まり、競売人がハンマーを叩いたのと同時に、会場にアラーム音が鳴り響きます。
すると、額縁に密かに仕込まれていたシュレッダーが起動し、『風船を持った少女』の下半分がシュレッダーにより裁断されてしまったのです。
関係者もオークションを見守る人たちも、作品が破壊されていくのを唖然として見ている事しか出来ませんでした。

この事件の後で、バンクシーは自身のSNSで動機を投稿しています。
それによると、
『オークションで競売にかけられることに備えて、作品の中に数年前、シュレッダーを潜ませていた』との事です。


バンクシーは、オークションに否定的なことで知られています。
今回のパフォーマンスも、高値で美術品を取引するオークションに対するバンクシー流の抗議ではないかという見方が主流です。


しかし、皮肉なことに『風船を持った少女』は、バンクシーの意図とは逆に、シュレッダーで裁断されたことで、世間の注目を浴びたため、作品としての価値が上昇したかもしれないと言われています。
そうなったとしたら、何とも皮肉な話ですね。

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