ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

猫の物語~絵本『なまえのないねこ』~

3歳以上のお子さんに読み聞かせや音読をするのにぴったりな、ネコの絵本、『なまえのないねこ』です。

『なまえのないねこ』は、商店街で暮らす野良猫が、自分が本当に欲しいものを見つける物語。
2019年に発売され、その後人気となり、絵本の各賞を受賞した素晴らしい絵本です。


本の書き出しを、絵本より抜粋して紹介します。


『ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。
だれにも なまえを つけてもらったことが ない。


ちいさいときは ただの「こねこ」だった。
おおきくなってからは ただの「ねこ」だ。』

作者のプロフィールは、出版元の小峰書店のHPより引用して以下。



文:竹下文子(たけしたふみこ)


人生の半分以上をヒトより猫の数が多い環境で暮らしてきたので、猫から教わったことは数えきれないほどあります。現在いる5匹は、お母さん猫の名前も生まれた場所もわかりません。でも運命の糸をたどってわが家までやってきた子たちです。名前をつけさせてくれてありがとう。小さい手で手伝ってくれたり邪魔してくれたりしてありがとう。世界中の猫も、ヒトも、みんな、いつか誰かと出会って、いごこちのよい場所をみつけて、幸せになれますように。


●プロフィール
1957年、福岡県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。
作品に「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)、『風町通信』『木苺通信』(ポプラ文庫ピュアフル)、『ひらけ! なんきんまめ』『旅するウサギ』『にゃんともクラブ』『ちいさなおはなしやさんのおはなし』(小峰書店)などがある。
猫飼い歴35年、現在5匹(珊瑚、真鈴、きなこ、クレ、コマ)。



絵:町田尚子(まちだなおこ)


●プロフィール
1968年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。
作品に『ネコヅメのよる』(WAVE出版)、『さくらいろのりゅう』(アリス館)、『いるのいないの』『あずきとぎ』(京極夏彦・作/岩崎書店)、『おばけにょうぼう』(内田麟太郎・文/イースト・プレス)などがある。
一緒に暮らしている猫の名前は、白木とさくら。

文章からも絵からも作者のネコへの愛情がにじみ出ている良い本です。

ネコ好きの人も、ほっこりとする話が好きな人にもおすすめの絵本です。

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