今日、3月19日は『カメラ発明記念日』です。
1839年3月19日、フランスの画家・写真家のルイ・ジャック・マンデ・ダゲール＝Louis Jacques Mandé Daguerre(1787～1851年)が写真機を発明した事に由来します。
この様に、写真機は、当初は静物を描く代わりに写し取るものとして開発されました。
この写真機は発明者の名前をとって、『ダゲレオタイプ＝daguerréotype』と呼ばれました。
この写真機は、長時間露光が必要でしたが、静物だけでなく、人物や風景を撮影する事も出来る事から人気となります。
人物撮影に於いては、写真機の前で長い間じっとしていなければならなかったのですが、大変な人気を集め、各地に次々と写真館が出来たのです。
我が国にも程なくして写真は伝わりました。
写真機＝ダゲレオタイプは、写真の感光材料として、銀メッキをした銅板を使ったため、我が国では『銀板写真』ないし『銀塩写真』とも呼ばれました。
これは、フィルム写真機となっても残り、現代では、デジタル写真に対する用語として使われる事もある様です。