ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

犬のエッセイ~『チェルノブイリ 残された犬たち』~

ジブリ映画『on your mark』、原発がメルトダウンした東京を描いた物語です。
実際にこれが自分の街で起こったら、家族は、犬はどうなるんだろう・・・?

36年前の今日=1986年4月26日午前1時23分に、旧ソビエト社会主義共和国連邦の構成国、ウクライナ共和国のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で原子力事故が起こりました。
この事故によって原発周囲は、避難対象区域となり、現在も一部の地域が立ち入り禁止ないし制限を余儀なくされています。


住民の避難に際しては、持ち物の所持は認めらません。
その中には、多くの犬たちも含まれていました。

悲劇的な運命が待っていた犬たちもいた事でしょう。
しかし、いくばくかの犬たちは、立ち入り禁止区域で野犬として力強く生き続けたそうです。


チェルノブイリ周辺の除染作業の際には、後方の安全なベースキャンプ周辺で、作業員に愛想を振りまくワンちゃん達もいたそうで、過酷な作業に明け暮れる彼らの心の支えになったと聞きます。

そんなチェルノブイリ周辺に生息するワンちゃんは約1000頭とも言われています。
この愛らしいワンちゃん達は、ユーチューブの動画などをきっかけに世界中に知られるようになります。
彼らの中には、保護団体の後押しを受け、保護犬として新たな家庭に迎えられたワンちゃんも少なくないとの事です。
受け入れ先は、ウクライナ、ロシア、ベラルーシを始め、ヨーロッパ各国、アメリカ、カナダにまで及ぶとの事です。
未曽有の災害と人間の都合で、否応なく飼い主を引き離された犬やその子孫たち。
野犬となっても、素直さと人への愛情を捨てない彼ら犬たちが、遅ればせながらも、幸せになれる事は素晴らしいと思いました。


チェルノブイリの犬の動画です。

Radioactive Dogs Near Chernobyl Nuclear Plant Are So Grateful for This Man | The Dodo

×

非ログインユーザーとして返信する