ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

犬とお出かけ~『真鶴しとどの窟』神奈川県真鶴町~

真鶴半島の真鶴港。ワンちゃん乗船OKの遊覧船『真鶴観光船』が運行されています。
その観光船の乗船場所の隣に複合施設『魚座』があります。
この魚座の飲食店も、テラス席ワンちゃんOKです。
今回は時間の関係で入れなかったのですが、嬉しい施設です。

その魚座の道を挟んだ斜め前にこんな場所がありました。

こんな感じの太鼓橋と祠があります。

その横には格子戸のついた横穴があります。

この場所の説明版です。
『しとどの窟(いわや)』というものだそうです。
しとどの窟は、真鶴町真鶴港の近く、及び湯河原町北西に連なる城山にそれぞれひとつづつある、源頼朝ゆかりの史跡です。

1180年、石橋山合戦で平家に敗れた源頼朝が、これらの地にあった洞窟に身を隠し、箱根権現別当のもとに逃れた後、真鶴海岸から安房国へと脱出したとされています。
頼朝は房総半島へ渡るまでに、いくつかの洞窟に身を隠したと言われています。
『しとどの窟』の名前の由来は、『シトト』と言われる鳥が洞窟内から急に飛び出してきたので、人影がないものと思った平家の追手が立ち去った事に由来します。
それらの洞窟の内、現在まで存在が知られているものは二か所あります。
そのうちのひとつが、ここ真鶴のしとどの窟なのだそうです。
真鶴のしとどの窟は、以前は高さ 2m、深さ 10m以上の海食洞であったと思われました。
しかし、真鶴半島は1923年の関東地震で隆起するなど、頼朝の時代からだいぶ地形が変化したため、現在は波打ち際より高い位置となった様です。

しとどの窟の横に、こんな石碑もありました。
このししどの窟、道路わきにありますので、ワンちゃんと一緒に見に行くことも出来ます。

ししどの窟の脇には、江戸後期に建設された海防の要である”台場”の跡を記す碑もあり、歴史を感じさせます。

真鶴半島、特に魚座に立ち寄った際には、ぜひ見に行くと良いと思います。

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