新宿の京王百貨店で2024年1月23日から29日まで、物産展『石川・福井　物産と観光展』が開催中です。

会場は、北陸の各種名産や工芸品など盛沢山。
その中でも注目なのが、北陸グルメです。

今回、イートインコーナーで『越前そば』を食べました。

『越前そば』とは、福井県の北部、江戸時代以前は越前国と呼ばれた嶺北地方の名物で、現在では福井県を代表する郷土料理として知られています。

越前そばは、蕎麦の実を殻もすべて含めた挽きぐるみ粉で作る田舎そばです。(普段目にする更科そばは、実だけを挽いたもので、白い色あいの蕎麦となります。)
越前そばは、そばの香りと風味が強く、黒っぽい色合いに仕上がるのが特徴となっています。
そばを打つときはつなぎに小麦粉を使用しますが、越前そばでは強力粉をつなぎに用いるため、歯ごたえのある硬い食感となるのが特徴です。

そのそばをざるそばで、福井産の辛みの強い大根おろしを具としてのせるのがスタンダードな食べ方で、地元では『おろしそば』と呼ばれています。

蕎麦は、器に平盛として、ねぎ、かつお節が載っています。
これも、越前そばのスタイルです。
そして、真冬でも冷たいままで食べるのが基本だそうです。

このたっぷりと入った辛み大根を下したものが入っている汁に・・・、
そばをつけて食べます。

越前そばは、歯ごたえが強く、それを噛んで味わう様に食べるのが、美味しい食べ方だそうです。
この辛み大根、京王の物産展のものも辛かったのですが、本場福井で食べると、ビックリするほどの辛みがあります。
パパには、この福井物産展位の辛みのものが好みでした。