ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

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今日は何の日?~2月11日 建国記念の日~

今日、2月11日は『建国記念の日』です。
建国記念日=National Foundation Dayとは、建国を記念する日ですが、何をもって建国の記念日とするかは、国によって違います。
アメリカなんかは独立記念日ですね。


我が国では、古い歴史を持ち、他国に支配された歴史もなく、実際の建国日が明確ではありません。
そのため、建国神話をもとに記念日が定められました。
具体的には、日本神話の登場人物で古事記や日本書紀の記述で初代天皇とされる神武天皇の即位日(紀元前660年1月1日 (旧暦))、その即位月日を新暦に換算した2月11日を『建国記念の日』としています。


しかし、神武天皇自体が、日本書紀には記述されているものの、実在の人物かどうかは疑問があると言われています。
となると、建国記念の日の設定理由自体が曖昧なものになってきます。
『建国記念日』ではなく『建国記念の日』と、”の”が入るのは、この曖昧さ故の事らしいです。何とも日本的な解決ですね

歴代の天皇のうち、どこから実在するかについては諸説あります。
各説については、以下の3つとなります。WIKIPEDHIAより引用します。


①第10代崇神天皇以降を実在とする説
第10代崇神天皇を実在可能性がある最初の天皇とする説がある。日本史研究の立場からは和風諡号が同一であること、事跡の共通点などから、崇神天皇を初代天皇、あるいは神武天皇と同一人物であるとする。なお、第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までは、『日本書紀』に『旧辞』的記述(事績等に関する記述)がないため、欠史八代(闕史八代)と呼ばれる。


②第15代応神天皇以降を実在とする説
津田左右吉によって、3世紀後半から4世紀初めにかけて在位したと考えられる第15代応神天皇が初代天皇とみなされ、それ以前の天皇の実在を否定する学説が提示され、第二次世界大戦後、歴史学の主流となった(「欠史十三代」)が、その後の研究により崇神以降の実在性が強まり、「欠史八代」へ変化した。


③第26代継体天皇以降を実在とする説
1970年代以降の歴史学界では、『古事記』や『日本書紀』における6世紀以前の記述は、不正確な伝説であると解されている。このため、6世紀前半に在位したと考えられる第26代継体天皇の実在は確実と考えられるものの、それ以前の天皇については、第21代雄略天皇を別として、第25代武烈天皇までは実在の可能性が薄いという見解がある。


雄略天皇に関しては埼玉県行田市の稲荷山古墳の副室から出土した金錯銘鉄剣の「獲加多支鹵大王」を雄略天皇の名である「大泊瀬幼武」と解しその証とする説がある。この説に則れば考古学的に実在が実証される最古の天皇である。


なお、『古事記』に事績が記されていない第24代仁賢天皇から第33代推古天皇までの天皇を指す「欠史十代」も参照のこと。 推古天皇は初の女性天皇であることが分かった。


いろいろな説がありますね。
気を付けていると、我々の周りにも、様々な遺跡があります。
歴史ある国に住んでいる事を実感できるのも、建国記念日の意義のひとつだと思います。

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