国際ノーダイエットデー(INDD)は、1992年にイギリスのフェミニスト、メリー・エヴァンス・ヤングによって提唱されたものです。

国際ダイエットデーは、世間の過度なダイエットのプレッシャーや、それに基づく差別を撤廃し、間違ったダイエットが健康に与える悪影響について考え、体型の自由さや多様性を訴えることを目的としています。

国際ダイエットデーの提唱者であるメリー本人も学生時代は肥満でした。
彼女自身が肥満が原因で学校でいじめられた経験や、間違ったダイエット方法で身体状態が悪化したり、拒食症になってしまったという経験から、ダイエットの有用性ばかりではなく、危険性も広める必要があると考えた事によります。

彼女の誕生日である5月6日は、他の重要な記念日と重ならないため、この日が国際ダイエットデーとなった様です。

国際ノーダイエットデーの具体的な活動として、単純に『ダイエットをしない』という事が行われます。
『ダイエットはお休み』
という訳です。

メリーは著書の中で、
『ダイエットとは”痩せるための活動”ではなく”運動や食事量を管理して、(結果として)適正な体重にしていくこと”であるべき』
と述べています。

もっとも、ノーダイエットデーが提唱されても、正しいダイエットを行う事は、健康維持には欠かせないという事実は変わらないため、ダイエットは必要です。
ただし、正しいダイエットに限るという事です。

現在は、我々人間も、犬も飽食の時代。
体重増加とそれを防ぐ試みは重要です。

国際ノーダイエットデー、”ダイエットしなくてラッキー”という日ではなく、
”正しいダイエットを無理なく頑張る”という事を認識する日、
ないしは、
”頑張ってダイエットしている自分へのご褒美のブレイク”と考える日”
にしたいところですね。

パパもダイエット頑張らないと・・・