ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

犬とお出かけ~『修善寺観光』①温泉街~

西伊豆の古都『修善寺』
落ち着いたコンパクトな温泉街。古き良き昭和の香りのする町並みです。


先ずは、修善寺の名前の由来となったお寺『修禅寺』。
修善寺温泉の中心に位置します。
この修禅寺、正式には『福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)』。平安時代初期の大同2年=西暦807年、弘法大師=空海が開いたと言われています。

その空海が湧出させた修善寺温泉の始まりの湯『独鈷の湯=とっこのゆ』。
修善寺を訪れた空海=弘法大師が桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に感動し、独鈷杵という仏具で岩を叩き温泉を湧出させたとのいわれがあります。
その湯につかったところ父親の病気はたちまち癒え、それが評判となり、この地に温泉療法が広まったのだそうです。


その独鈷の湯を再現したものが、この露天風呂。修善寺温泉の象徴的な湯です。

修善寺の温泉街と周辺の案内図です。見どころがいっぱい。

独鈷の湯の対岸には、『独鈷の湯公園』があります。

一休みするにピッタリなベンチやサイクリストのための自転車を駐輪するスペースもあります。
ビールなども売られていて、ここで昼から飲める様です。
温泉街の醍醐味ですな。

独鈷の湯公園の近くには、立ち寄りの日帰り温泉として人気の『筥湯=はこゆ』もあります。
この湯は、鎌倉幕府二代将軍・源頼家が入浴していたとも言われる古くからの温泉です。


昔、修善寺温泉には7つの外湯がありました。
年々経営困難から減少する外湯を後世に残そうとの事で、平成12年=西暦2000年にこの『筥湯』がオープン。
筥湯は、檜造りの湯舟でかけ流しの温泉で、風情漂う雰囲気が魅力です。

この筥湯に併設し、高さ約12メートルの仰空楼(望楼)があり、一般の人も登る事が出来ます。
修善寺の街並みを一望できる展望を誇ります。

温泉街は昭和そのもの。ドラマなどのロケも出来そうです。

懐かしの射的場もあります。

射的やスマートボールなどが設置されています。
レトロな雰囲気と懐かしさ、独特の情緒があります。


タピオカカフェやレトロな食堂もあります。

温泉街をずんずんと散歩する椛さん。

修善寺の高級旅館『あさば旅館』の入り口です。
風格ある外観です。

温泉街の中心を流れる修善寺川=桂川。

桂川に架かる素敵な朱塗りの橋。

桂川にかかる橋は5つ、『渡月橋(とげつばし)』『虎渓橋(こけいばし)』『桂橋(かつらばし)』『楓橋(かえでばし)』『滝下橋(たきしたばし)』。
この5つの橋を全て巡ると恋が叶うとされていて、パワースポットとして人気上昇中。
ドラマや映画にも使われるスポットです。

このエリアは、ワンちゃんの散歩にも最適なため、お友達にも良く会います。

川べりの小道の途中にも素敵なスポットがあります。

和風ギャラリー『しゅぜんじ回廊』。
年間を通して修善寺ゆかりの企画展が開催され、四季の写真などの展示を自由に見学できます。

温泉街を一周して修善寺温泉発祥の湯『独鈷の湯』に戻ってきました。
現在、独鈷の湯は見学のみで、入浴は不可、足湯としても利用できません。
ちょっと残念な気もしますが、見て風情に浸る事で満足しましょう。

修善寺温泉、犬連れで出かけるにもピッタリの良い観光地だと思います。


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