ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

今日は何の日~6月15日 生姜の日~

今日6月15日は『生姜の日』。
株式会社 永谷園が2019年に考案、『生姜の日』として日本記念日協会に登録・制定したことによります。

由来としては以下。
古来より、体を温めるなど身体に良い食材として生活に取り入れられていました。
我が国では、奈良時代から神様へ生姜が供え物とされています。
毎年6月15日には生姜の古名である『薑=はじかみ』を名乗る石川県金沢市の『波自加弥=はじかみ神社』で、生姜を祀る『はじかみ大祭』が行われています。
そのはじかみ大祭にちなみ、生姜とその効能を広めるために制定されたとの事です。


生姜は日常の食生活で使われるのみならず、生薬として多くの漢方薬でに使われています。
ショウガ由来の生薬は、その製法から”生姜=しょうきょう”と”乾姜=かんきょう”に分類されます。
生の状態から乾燥させたものを生姜、蒸した後に乾燥させたものを乾姜と呼びます。
乾姜は、熱を加えることによってショウガに含まれる有効成分の量が変化し、異なる効能を持つ生薬となります。


生姜と乾姜の薬理作用は以下となります。
①風邪の予防、鎮痛・解熱効果 (生姜)
②免疫力を上げる(生姜、乾姜)
③血液をサラサラ効果(生姜)
④殺菌作用(生姜の辛味成分)
⑤胃腸を整え、食欲増進効果を生む(生姜)
⑥体を温める効果(生姜、主には乾姜)
⑦体の代謝を上げる(生姜、主には乾姜)
⑧冷えによる消化管障害を直し、吐き気を抑える(生姜、乾姜)
⑨血圧を安定させる(生姜、乾姜)


冷えに関して有効な生姜ですが、冷えに対する特効薬である漢方、”当帰四逆加呉茱萸生姜湯”にも、生姜が効果的に使われています。

さて、この様に有用なショウガですが、犬に与えても大丈夫なのでしょうか。
結論としては、適量であれば大丈夫です。

生姜の持つ冷えに対する作用は、冷え性のワンちゃんには有効です。
特に冬の散歩で手足が冷え切ってしまう子には、少量の生姜をあげると効果的です。
また、老犬や食欲のない子、胃腸の弱い子には、生姜を少量使うと、消化管を活性化し、食欲増進に有効です。
しかし、生姜の与えすぎには注意が必要です。
犬は、嗅覚が人よりけた違いに敏感なため、生姜の辛み成分が過剰になると、かえって胃腸の具合を崩したりして体調を悪化しかねないのです。
何事も適量が重要なのですね。

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