60年前の今日＝1962年7月11日、戦後初の国産航空機YS-11が完成しました。
このYS11が完成した日を記念して7月11日を『YS11の日』とされました。
ちなみにYS11の初飛行は同年8月30日。初飛行からもうすぐ60年目を迎えます。
日本航空機製造製の双発ターボプロップエンジン機であるYS11は、今でも唯一の国産旅客機として多くの人に記憶されています。
小型機ではホンダジェットがありますが、そもそも国内生産ではないですし・・・。

YS-11は合計で182機製造され、民間旅客機を中心に、一部が、運輸省、海上保安庁、自衛隊に配備されました。
自衛隊には、航空自衛隊に13機、海上自衛隊に10機、計23機が配備され、数機は電子戦訓練機などとして現役で飛んでいる様です。

オリジナルエンジンのYS11は2021年に退役。
ラストフライトを知らせるニュースの動画です。

最後のオリジナル機 空自の「ＹＳ－１１」がラストフライト【Ｎスタ】

今でも自衛隊ではエンジンを換装したYS11が6機程度稼働しているとの事ですが、詳細は軍事機密で公開出来ない様です。
ちょっと残念ですね。