ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

椛(もみじ)とドッグダンス~トリーツの頻度と集中力~

前回、2020年10月3日のアウラ・ファンマッチで椛は、トリーツ1回で演技を終えました。
演技時間2分10秒。
トリーツ1回きりで見事にダンス終了。
『椛、すごい!』と、その時は我々は思いました。


ですが・・・。
トリーツが1回になったのは、ハンドラーであるママの事情が大きく関係しています。
今回は、ママ自身のダンスも工夫しているため、ママもいろいろと余裕がなかったのです。
そのため、どこでどのようにトリーツをあげるかをきちっとは決めていなかったのです。
その迷いが、トリーツをあげるタイミングを先延ばしとして、結果的に本番でのトリーツは1回になったのでした。


つまり、椛の事を考えて、意図してトリーツ1回にしたのではなく、単にママのハンドラーとしての技量の未熟さに起因する要素で1回になったのです。
しかし、『トリーツ1回でここまで出来るのはすごい!』と褒められ、
ついつい我々は舞い上がっていました。
『2分をトリーツ1回でできるなんて、そこだけは上級者並かもね。』
なんて具合です( ´艸`)
まあ、もちろんダンスのレベルはまだ最低レベルとは判っていましたが・・・。


しかし、家に帰って数日して、冷静に画像を見てみると何かが違いました。
確かに、未完成でアラはありますが、一応ダンスは踊っています。
周囲に気が散って集中できないのも想定内。こんなもんだろう。
細かいミスも想定内。
でも、何か違和感があります。
何となく、やる気がなさそうな・・・。
そう、目の輝きがなかった様な。


その後、その事をドッグダンスのトレーナーの伊藤哲朗先生にきいてみました。
伊藤先生は、今月末に行われる”あおぞらドッグダンス”の主催者です。


映像を確認した先生はキッパリと言いました。
『これ、明らかにトリーツが無い事による集中力切れです。車で言えばガス欠です。もっとトリーツをあげないとダメです。』
また、『本番の時は、練習の時以上にトリーツをあげないといけません。本番でのモチベーションが高い状態に持って行く事が、飼い主さんが思っている以上に大切です。』


でも、上級者のワンちゃんは4分間もトリーツなしでダンスをするので、この子にも出来るんじゃないかと聞いたところ、
『そういう競技大会に出るワンちゃんは、そのための訓練を1年半から2年位行っています。初心者には、その訓練は早いし、それを行う事で、本番に弱い子、本番の会場が嫌いな子になってしまう事の方が怖い。』
と言われました。


確かにその通りです。
椛もルーキーですが、ハンドラーであるママもルーキーでした。
正しい方向性で努力する事の重要性を改めて感じた出来事でした。

10月25日、SDGsフェス幕張での練習会で、早速、トリーツ盛沢山でのドッグダンスを試す機会がありました。
すると、効果抜群!
目の輝きが違います。トリーツの効果は抜群です。


しかし、椛、ミスの多さは変わらず。
湧き上がるやる気が空回りして、先を急いでダンスが曲からずれるは、判らなくなってダンスが止まるは大騒動。


ドッグダンス本番だけでなく、練習中も、終わってからのご褒美でもトリーツたくさんの方針は変わらず。
その後、息子夫婦にも、ご褒美をもらって大満足な椛。
もらいすぎた椛が、翌日、食べ過ぎでちょっとお腹を壊したのは反省点でした。

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