椛(もみじ)とドッグダンス~へたっぴだけど~
とりあえずドッグダンスの練習を再開した椛でしたが、いまだにお腹の具合はあまり良くないまま。
トリーツの質や量も工夫して、整腸剤も毎日飲んで。
ブランクはあったものの、何とかドッグダンスの練習を続けています。
思い起こせば昨年、ママと椛がドッグダンスを始めたころは、右も左も判らずに勢いだけで大会に参加していました。
しかし、最近ドッグダンスについていろいろと知るにつれて、椛とドッグダンスする事の大変さなどが実感されてきました。
先ず、そもそもの話として、ドッグダンスは、どんな犬種でも出来る競技である、とはなっていますが、やはりドッグダンスに向く犬種とそうでない犬種があるという面があります。
その点、ヨークシャーテリアはあまりドッグダンスには向いていないという事実はあるようです。残念ですが。
ヨークシャーテリアは、やはりアイドル系の要素が強い犬種です。
自分の容姿を整える事、着飾る事、それを褒めてもらう事に喜びを感じる犬種です。
だから、ブラッシングは大好き。でも草むらを転がりまわるのは大嫌い。汚れるから。
お風呂に入るのは好き。綺麗になれるから我慢する。
でもプールで遊ぶのは嫌い。だって自慢の毛が濡れちゃうから。
簡単なトリックは好き。褒められて、頭を撫でて良い子してくれるから。
でも、複雑なトリックは嫌い。できないわけじゃないけど面倒だし、”出来ないけど許してワン”って言えば許してくれる、だって私可愛いから。
こんなキャラクターです。
この傾向は、ヨーキーフェスなどを見ていると良く判ります。
本当にみんなアイドル犬です。
可愛い子たちばかりです。
フォトスペースでポーズをとってじっとする。カメラを向けるとカメラ目線をする。
洋服はもちろん、お洒落な首輪、帽子やサングラス、髪飾りを嫌がらないで大人しくしている。
それらを褒めると嬉しそうに尻尾をふる。
そのヨーキーが、地道で根気のいる練習を要するドッグダンスをする、客観的に考えると、最初から相当無理がありました。
でも、我々は始めてしまった。
我々は、ヨーキーの事を良く知らずに、ヨーキーの身の程に余る事を始めて、椛をそういう風に育ててきてしまったのかもしれないと思い始めています。
それが椛の負担になっていなければ良いのですが。
でも、とりあえず、パパもママも椛もドッグダンスをしていて幸せです。
だから、とりあえずドッグダンスへの挑戦は続けます。
椛の体調のことはありますが、様子を見ながら大会にも参加したいと思います。
もし大会が無理という事になっても、練習は続けます。
ドッグダンスに向かない犬種のヨーキー椛、へたっぴだけどドッグダンス続けます。
どうか見守っていてください。