ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

ヨーキー椛の物語~35.ドッグスポーツとは?~

セラピードッグ適正審査に不合格だった椛さん。
理由は落ち着きがないから。


”落ち着きがない=元気が良い”と解釈し、ドッグスポーツを進められたのですが・・・


そもそも、ドッグスポーツって何?
という所からして判りません。


とりあえず調べてみよう、という事になりました。

ドッグスポーツというと、先ずはスピードを競う競技が思い浮かびます。
単純に犬が短距離走をするものや、犬ぞりを引いてのレースなどです。
犬ぞりレースは、テレビなどでも時折紹介されることがあります。


また、犬は足が速い事は広く知られています。
人類最速のウサインボルト選手は時速40km程度で走ります。
それに対し、犬は最速のウィペットなどの犬種は最高速度は70㎞に達し、100mを5秒台で駆け抜けます。

これは素晴らしい事です。
ですが、うちの椛さんはヨーキーとしては俊足ですが、こんな犬たちの中では全く勝負になりません。


そこで、単純な身体能力に頼らないドッグスポーツがないかを調べました。
新しいタイプのドッグスポーツについてです。


先ずは、ディスクです。
フリスビーをキャッチする型、ハンドラーがフリスビーを投げて犬がキャッチする距離を競う競技などです。

しかし、椛さんはディスクには興味を示しません。
フライボールなど、ディスクに替えてボールを使う競技もありますが、競技用のボールは椛さんにとっては大きすぎて、咥える事も出来ません。


他に何か競技がないかと探すと。
アジリティという障害物競走が目につきました。
国際的に公認された器具が配置されたフィールドで、定められたコースを走り、そのスピードを競います。

それに、犬の体高でクラス分けされているとの事。柔道の体重別の様な感じですね。

世界的にも競技会が開かれ、人気のスポーツみたいです。


そういえば、このアジリティのコースを模したドッグランがいろいろな場所にありました。
そんなこともあり、椛さんにトライさせてみると。

バーは軽やかにジャンプ。これは得意みたいです。
しかし、高いところは苦手。
どうしても行けそうにありません。
また、シーソーは体重が軽すぎて倒れてくれないし、トンネルについては怖がって入ろうともしません。

これはタイムトライアル以前の問題です。


やはり椛さん、ランではまったりとしているのが性に合う様です。

なかなかドッグスポーツといっても、椛さんに合うものがないね、などと話していました。


でも何か、ドッグスポーツはやりたいと思っていたのですが、何をしたら良いのか判りません。
『まあ、焦らずに探そうか』そんなことを考えていた椛2歳の夏でした。



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