ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

ヨーキー椛(もみじ)の物語~53.初めてのドッグダンス大会~

2019年11月2日、I先生など3つの教室が主催する『第5回 あおぞらドッグダンス』が開かれる日です。
場所は、千葉県の幕張海浜公園。
千葉マリンスタジアムを含む広大な公園です。

その一角を借りてのドッグダンス大会の開催です。
それにしても大きな公園です。
公園の場所は判ったものの、その中でどこなのか迷ってしまった程です。


椛さんのエントリーNOは18番。18番目の演技です。
緊張します。

大会は、初心者のためのエンジョイクラス、その上のノービスクラス、熟練者のアドバンスクラスの3カテゴリーです。


エンジョイクラスが始まりました。
初心者のためのカテゴリーで、椛さんにピッタリのクラスだと言われていたのでが・・・。


いや、みんな上手い事、上手い事。
これで初心者のカテゴリーって!
あまりのすごさに言葉がありません。


いよいよ、椛さんの出番です。
初めての体験です。
ドキドキします。


その時のダンスの様子です。 

あおぞらドッグダンス第5回、椛(もみじ)『おもちゃのチャチャチャ』


ジャンプを飛ばなかったり、少々失敗もあったけど、概ね上手くできました。
とりあえず一安心です。
これで、ドッグダンス大会をゆっくりと見る事が出来ます。


余裕をもって他のワンちゃんの演技を見ると、いろいろな事に気が付きました。


中でも、ドッグダンスのフィールドに、いろいろと物を持ち込んでいる人がいるのには驚きでした。


ママの帽子の様に、小道具を持ち込む人もいます。
他にも、犬が前脚を載せられる様な台や、咥えて持ってくるための花束などがありました。


そうかと思えば、大掛かりな小道具、洗濯籠、傘、小さなハウス等を持ち込む人もいます。


フィールドの四隅に三角のコーンや小物を置いたりしている人もいました。
『あれ、一体なんだろうね?』
パパとママには不思議でならない事もありました。
『何かの意味がある事なんだろうけど、判らないよね。』
とポカーンとして見ていたものです。
(後から遠隔目標と教えて頂いたのですが、その意味が本当に分かったのは2年位後になりました)
エンジョイクラスなのに、椛の遥か先を行くワンちゃんが多い事に、否が応でも気付かされます。


衣装に凝っているハンドラーさんも多くいました。
ママなんかは、衣装のまま電車に乗っても大丈夫な普段着的な衣装です。
しかし、少なからずの人が、キラキラの舞台衣装を着ていました。
絶対にその服では道を歩けない系の派手な衣装です。
そのために会場には簡易更衣室まで設けられていました。


知らずに参加したとは言え本当にすごい世界だと思い知らされたものです。


昼頃に、アドバンスクラスという最高峰の人達の演技がありました。
アドバンスになると、一般的なフリースタイルに加えてHTM(ヒールワーク・トゥ・ミュージック)というスタイルがありました。
HTMは、ハンドラーと犬が、正確なポジションやムーブを調和のとれた美しいステップラインで技術的に表現する競技です。ヒールウォークが演技の核となりヒールポジションの正確さや動線の組合せを楽曲に合わせて演技する競技です。
一糸乱れぬ、という言葉が相応しいドッグダンスです。


『すごいね、ATM。』
演技を見て、ママが感心しています。
『そうだね、綺麗だねATM』とパパ。
(いや、ATMではなくHTMですが、その時の我々は判ってませんでした)


アドバンスクラスになると、ほとんど世界大会で見るレベルです。
圧巻でした。
全く素晴らしく、近寄りがたい世界がそこにはありました。


その後、ノービスクラスの演技が進みます。
パパ、ママ、椛さんは所用で最後までいられずに帰りましたが、十分に楽しめたドッグダンス大会でした。
こうして、初めてのドッグダンス大会は無事に参加できたのです。


そして後日、もっと嬉しいサプライズがありました。
それは、こちら



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