ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

犬の物語~9.11の記憶『救助犬ベア』~

2001年9月11日、アメリカ合衆国同時多発テロが発生。
中でも大きな被害が出たニューヨークのワールドトレードセンターにハイジャックされた航空機が突入するというショッキングな事件が起きました。
ワールドトレードセンターの人的被害は、死者合計2763人。その内訳は、事件当時ワールドトレードセンターに居た民間人が2192人、消防士が343人、警察官が71人、ハイジャックされた旅客機の乗員・乗客が147人、ハイジャック犯のテロリストが10人となっています。


あれから今年で20年になります。時の流れは速いものですね。


このテロでワールドトレードセンターのツインタワーは相次いで倒壊。
その現場では、がれきの中から生存者を必死に救出する作業を担当した、数多くの救助犬が存在しました。

この犬たちは、懸命に生存者を探す手伝いをして、ある犬は健康を害し、またある犬は精神を病むなど大変な苦労をしたとの事です。
この様に、現場で疲れ果てて眠る犬の姿は胸を打つものがあります。
そういえば、我が国の地震災害や台風・洪水の際にも、現場で活躍する救助犬の姿がありました。

ワールドトレードセンターでの救助犬の活躍を描いた本があります。
『救助犬ベア 9.11ニューヨーク グラウンド・ゼロの記憶』です。

この作品のあらすじ・みどころは、TUTAYAのサイトより引用し以下。


アメリカ・ニューヨーク。9.11同時多発テロによる世界貿易センタービルの倒壊現場で、消防士たちはベアを求めてさけんだ。瓦礫の下に生きうめになった人々を捜すには、その時、ベアの鼻だけが頼りだった。9.11ニューヨーク同時多発テロの現場に最初に到着した救助犬・ベアと人との強い絆の物語。


作品情報
出版年月: 2005年12月
出版社: 金の星社
ISBN-10: 4323060807
ISBN-13: 9784323060804
著者: スコット・シールズ 、 ナンシー・M.ウェスト
訳者: 吉井知代子

訓練は受けたものの基本は普通の犬である救助犬ベアと飼い主の使命感と絆には本当に感動しました。


犬好きのはもちろん、すべての人が一度は読んでみる価値のある本、お勧めです。

×

非ログインユーザーとして返信する