ヨーキー椛(もみじ)、ドッグダンスするよ!

顔も体も態度もでかいヨーキーの女の子、椛(もみじ)のドッグダンスやお出かけ、さりげない日常の出来事などの記録です。

ヨーキー椛(もみじ)の物語~46.ダンスレッスンの始まり~

2019年4月3日、椛さん、初めてのドッグダンスのレッスン。
朝から何となく違う空気を感じて、椛さんもソワソワしてしています。

夕方、I先生が我が家にやってきました。
玄関のピンポンが鳴ると、椛さん、大声で吠えて大興奮。
椛さん、玄関先までしっぽを振ってお出迎えです。


I先生、上下トレーナー姿で物腰の軟らかい男性の先生です。
さっそく先生を、ママのヨガルームに案内します。
椛さん、先生にご挨拶。
一目で、先生が気に入った様子の椛さん。


その後、一通り、説明を受けた後、書類に記入し、早速レッスン開始です。


初めて受けるドッグダンスレッスン。
ママも椛も、聞いたことのない、初めての事ばかりです。
そもそも、我々は全くドッグダンスが何かを知らない、という点を思い知らされました。


それでも、ドッグダンスをやる気は人一倍ある椛さん。
一生懸命、先生の言う事をやろうとします。
本当に頑張り屋さんです。
頑張り屋さんなのですが・・・、レッスンをしていくうちに、徐々に感情が高ぶってきます。
どんどん興奮する椛さん。
そして、そのうち、興奮しすぎて手が付けられなくなります。
こうなると、もう何もできません。
ドッグダンスを教えるなどという話ではなくなってきてしまいます。


そうなると、吠えながら歩き回り、どうしようもない状態になってしまいます。
これは、もはやダンスレッスンという話ではなく、躾の基本にまで立ち返っての問題と言えます。
椛、三歳になって、まだこんな事が出来ません。
一体全体どうなってしまうのだろう、と途方に暮れていたところ、先生から『インパルス・コントロール』という話が出ました。


興奮状態になってしまった犬に対して、興奮を抑えるために行う方法です。
具体的には、おやつを拳に握り、興奮が治まるまで待ち、拳を開いて中のおやつを与えるようにするというものです。
これを様々に応用して、インパルス・コントロールを行います。


その他にも、今まで何となくママの横についていた立ち位置を、ヒールポジションに正確につく意識を持つことや、スピンを反対方向にも回れるようにするなどの課題を頂きました。


どれも、いままで思ってもみなかった事ばかりです。
パパもママも勉強になるし、椛さんもやる気満々です。
ぜひ、I先生のレッスンを続けたい旨を伝えると、定期的に我が家にいらして教えて頂けるとの事。
こうして、椛さんのドッグダンスの本格的レッスンが始まりました。

あっという間に時間は過ぎ、レッスンは終了。
椛さん、真っ先に二階に駆け上がり、水を飲み、自分のベッドにもぐりこみます。
『椛、先生のお見送りは?』
と声をかけても、知らんぷりしています。
『椛ちゃん、つかれたんだと思いますよ。』
と言ってくれるI先生。
まあ、そういう事にしておきました。


『ドッグダンスって、いろいろ大変。でも、面白そう。』
そう言って、椛さんの背中を撫でるママ。
『椛、ママとドッグダンス頑張るよ!』
ワクワク感に満ちたドッグダンスが始まります。
しかし、その時はまだ、ドッグダンスを全くわかってなかった事、数々の困難が待ち構えている事を、後に思い知らされるのですが・・・。


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