代官山日記~新型コロナワクチン3回目について~
新型コロナウィルスのワクチン接種。
我が国では、今年の2月より接種開始されましたので、接種順番が早い人は、二回目接種からすでに8カ月が経過しています。
ワクチンの二回目接種終了後、抗体価は上昇し、二週間程度でピークとなります。
その間、新型コロナウィルスの感染確率が低下しますが、抗体価が低下すると、再び感染のリスクが高まってきます。
日本より早くにワクチン接種が開始された国々の研究結果では、二回目接種終了後6カ月程度で抗体価が優位に低下し、感染リスクが高まっているとの報告があります。
そのため、日本でも三回目の接種が現在行われています。
12月に三回目の接種を予定されているのは、主に医療従事者で、いずれもファイザー製のワクチンを接種した人のみであるため、全例ファイザーのワクチンでの接種となっています。
今後、予定されているモデルナワクチンを使った三回目のワクチン接種に対する承認が12月15日に行われました。
今回の新型コロナワクチンの3回目のモデルナ社製のワクチンの使用は、厚生労働省による特例承認であるとのこと。
モデルナの3回目接種は海外の臨床試験のデータなどをもとに、これまでの半分の量を接種する予定。
海外の事例を見ると、副反応については、2回目と同じ程度だとされています。
コロナワクチンの供給量から、1、2回目でファイザーを接種した人が3回目の接種ではモデルナを接種するケースが出てくることも予想されるとのことだそうです。
いずれにしても、新型コロナウィルス感染予防の基本はワクチンであることは変わりません。
来年の最初は、医療従事者の端くれとして、三回目のワクチン接種を頑張って行っていきます。