エッセイ~東日本大震災の記憶について 2022年3月11日~
2011年3月11日に起きた東日本大震災。
あれから今日で11年。震災の記憶は薄れつつあるというのがNHKの調べで明らかになったとの事です。
震災で被害を受けた福島、宮城、岩手の沿岸地域などでのアンケートですが、63%の人が震災の記憶が風化していると考えているとの事でした。
(家のテレビを慌ててカメラで撮ったもので、画像が悪くてすみません)
震災の記憶が薄れゆくのは残念な事ですが、その一方で別の側面も見えてきます。
昨年=2021年に公開?の映画『漂流ポスト』です。(公開年度かは疑問ですが、パパが見たのは去年、渋谷でです)
この漂流ポストが今年DVDで発売されたとの事です。
映画『漂流ポスト』のあらましとしては以下。
東日本震災で親友を亡くした主人公の女性が、過去にその親友と埋めた手紙の入ったタイムカプセルを見つけます。親友の死を受け入れられずにいた彼女は、被災地の岩手県陸前高田市にある”漂流ポスト”の存在を通して、辛い現実を受け止めながら未来へ歩んでいく。
というものです。
年月は、記憶の風化をもたらす一方、つらい記憶と向き合う気持ちの整理をつけてくれます。
この時期だからこそ、振り返る事の出来る震災の記憶もあると考えます。
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